お笑いコンビ・ロングコートダディの堂前透さんが、かねてから配信を続けていた日記がこの度書籍化! 「子供の頃から日記を書くのが嫌いでした」と語る堂前さんに、本書についてインタビュー。


いま読み返しても、普通に笑ってまう話も結構ありますね

お笑いコンビ・ロングコートダディの堂前透さんが、2018年からトークアプリ755やnoteで配信してきた日記が書籍化に。タイトルは『にっきにき日記』。

「僕は記憶力があんま良くないんで、子供の頃から日記を書くのが嫌いでした。だからエピソードトークとかも苦手なんです。“今しか生きていない”んでね。ここ、一番太い文字にしておいてください(笑)」

それでも「ちょっと記してみるかという感じで」書き始めたという。

“キスが上手になりたかったのでキストレーニングセンターに向かった”“本日はフックの日(2月9日)ということでフック専門店「鈴木フックくん」へ”など、独特な発想から綴られる“堂前さんの日常”は、普段のコンビネタにもリンクし、読みながらついニヤニヤしてしまう。

「移動中とかにiPadとキーボードを使って書いたりするんですが、すぐに書ける時もあれば、なかなか書けずに一日縛られてしまう時も。書籍には載せてないけど、“暑かったです”で終わったことは8年間で7回ぐらいあります。僕の文章は小説のようなちゃんとした文章でもないし、かといって語りでもなくて。たぶん変な書き方なんで日記が合っているんでしょうね。でもコントとして映像で見せるより、文字で読んだほうが面白いかもしれません」

宇宙人、荷ほどきマン、こんにゃく先生など、登場人物たちもクセが強い。「実際にあったことですよ」としながらも「覚えてないですけどね」とかわすところも、持ち味だ。

「アンアン読者はきっと占いも好きですよね。おすすめは、占い師の伊藤人徳子機先生が水晶玉を割って泣く話で、僕も好きなキャラ。飛行機で窓側に座ってたら、通路側の席と替わってくれと言ってきたおばさんも好きです。いま読み返しても、普通に笑ってまう話も結構ありますね。覚えていないんだなぁ、やっぱり。でも芸人を続けていると面白さへの視点が変わっていったりもするんですが、読み返すことで初心に返れるのかもしれないですね。後半になるとどんどん日記が長くなるんですけど、その長さもいいし、ドラマティックな雰囲気もいい。これ、売れてまうんじゃないかな。読者には、生きていく上で大事そうだと思ったところに蛍光ペンで線を引いてほしいです。売りたい時に困ると思うんで(笑)。あと、好きですアンアン!」

Profile

堂前透

どうまえ・とおる 1990年1月16日生まれ、福井県出身。NSC大阪校31期生で、相方の兎とコンビを組むロングコートダディではネタ作りを担当。2022年のM-1グランプリで決勝3位、'25年のキングオブコントで優勝。

information

『にっきにき日記』

2018年から、トークアプリ755とnoteで配信を始めた日記から本人のお気に入りエピソードを厳選。さらに、2026年の最新日記やイラストの描き下ろしを加えた240ページの日記集。KADOKAWA 1980円

写真・内田絋倫(The VOICE) インタビュー、文・若山あや

anan 2501号(2026年6月24日発売)より
Check!

No.2501掲載

魅せるカラダ 2026

2026年06月24日発売

いま鍛えるべき、絞るべきは上半身!? 美人度を底上げする「直角肩」「美シルエット」をつくるための最新メソッドのほか、骨格別のファッションでの魅せ方など、いまの時代ならではのボディメイク法を紹介。

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